アバクロンビー&フィッチ

ちんぱん

2012年05月27日 20:00






アバクロンビー&フィッチは、アメリカの
ファッションブランドです。
1894年、デヴィット・アバクロンビーにより
アウトドアブランドとして創業しました。
当時の服は、シンプルかつ頑丈が売りで
利用客のほとんどが、冒険家やプロの
ハンターでした。



1900年には、当時の顧客だった弁護士の
エズラ・フィッチが投資を提案し、経営に
参加し、二人の名前をとって
アバクロンビー&フィッチ社に社名変更
しました。

この頃の有名なファンの一人が、
文豪ヘミングウェイです。
彼は丈夫なアバクロの商品を気に入り、
釣具やアウトドア用品を買っていたそうです。



1917年にはマジソンアベニューに当時は世界最大
といわれる12階建てのスポーツショップを
開店させます。



アバクロンビー&フィッチの名を不動の物とし、
エズラ・フィッチは引退しますが、
その後の経営はあまりよいものではなく、
一度は破産の危機を経験します。

1992年に、マイケル・ジェフリーズがCEOになり、
現在の"ヴィンテージアメリカンカジュアル"と呼ばれる
スタイルを確立します。



いままでの大人のカジュアルだけでなく、大学生まで
広くターゲットを広げた洋服は、
新品ですが、ヴィンテージ感を感じさせる退色や
ダメージ加工を施してあり、様々な表情が魅力です。



手にとった瞬間にわかる素材のよさは、創業当時より
変わらないアバクロンビー&フィッチの洋服は
いまでも多くのファンを魅了しています。

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